レッスンアップ中学5教科(英語、数学、国語、理科1分野/2分野、地理/歴史/公民)の、<解説><問題>部分をベースに、用語集や資料集など教科の特性をいかしたものをプラス。
|
解説
![]() |
わかりやすいまとめと、重要ポイントをアドバイス。 資料や用語集、ポイントチェックで総復習に最適。 |
問題
![]() |
学習指導要領に沿った、単元ごとの問題を約3000題収録。 さらに明快かつ丁寧な解答・解説集。 |
シミュレーション&アニメーション
![]() ![]() |
理解の介助、促進にシミュレーションやアニメーションで変化の様子を紹介。 図形移動の概念や天体移動など動きのあるものをわかりやすく提示。 |
成績管理
![]() |
生徒名を入力すれば、個々の単元ごとの学習到達度と弱点箇所の確認が容易に把握。 |
ネットワークシステムを活用して一括管理のできる「ネットワーク版」もあります。
ネットワーク版へ
実践者 | 群馬県沼田市立沼田東中学校 下田 洋一先生 |
対象 | 中学5教科 |
利用環境 | ■使用機器/PC‐9821ValueStar MMX200 40台 |
|
|
![]() |
・すすんで方程式を解こうとする。 ・具体的な問題場面の中の数量の間の関係をとらえて、1次方程式をつくることができる。 |
学習指導略案
単元指導計画(全体12時間)
(1) 数量の間の関係を等式で表す。 (2) 移項の考えを使って方程式を解く。 (3) いろいろな数量関係を方程式で表し、未知数を求める。 (4) 1次方程式の問題を自分でつくる。 |
本時の目標と展開(本時はその11時間目)
方程式を活用した問題を作成することにより、数量関係を明確につかむことができる。 |
学習活動 | 器具.教材.教具 | 指導上の留意点 |
(1)問題を解きながら、友達にも解いてもらいたい問題を考える。 | コンピュータ レッスンアップ |
・「方程式の問題を解きながら、より良い問題をつくってみよう。分からない人もいると思うので、分かりやすい解説も用意するように。」と投げ掛ける。 |
(2)方程式の問題を作成する。 | コンピュータ ワークシート |
・参考にした問題の数量関係を明らかにするために、「もっと短く簡単な問題に直してみたら。」という助言をする。 |
(3)問題を発表し合う。 | コンピュータ ワークシート |
・問題を仲間分けして、それぞれの問題の数量関係をとらえやすくする。 ・次時は解くことを伝える。 |
授業実践例
コンピュータ活用の意図
「方程式」と聞いただけで拒絶反応を示す生徒が多い中、我々教師はいかに意欲的に取り組ませるかということを大きな課題としている。
特に方程式において思考力を高めるには、応用問題と問題作成が重要であるといわれている。しかし、いずれも生徒にとって取り組みにくく、ますます分からなくなるという悪循環を招きやすいのである。
今回コンピュータを活用していこうと考えたのは、方程式の学習を少しでも楽しく意欲的に取り組めるようにと工夫したものである。 本ソフトは、楽しい音楽や視覚的にも分かりやすい解説など、個に応じたドリル練習には最適である。しかし、3択式のため、生徒によっては当てずっぽうで答えてしまうということが危惧された。 そこで、単なるドリル練習だけでなく、この分かりやすい解説をうまく利用する方法はないかと思い、問題作成にも活用しようと考えた。
「問題を作成して、その解答の解説書もつくってみよう。」という課題を与えることにより、方程式の考え方を使ったよい問題はどういうもので、どのように解いたらよいのかを意欲的に追究していくことができると考えた。
つまり、本ソフトを単なるドリル練習だけの活用にとどめるのではなく、生徒が問題を作成する上での参考問題の提示という形で活用していき、思考力を高めていこうと考えたのである。
指導のポイント
本時は、方程式のまとめに位置付けていこうと考える。はじめに、「方程式の問題を解きながら、よりよい問題をつくってみよう。分からない人もいると思うので、分かりやすい解説も用意しておいてね。」と投げ掛け、レッスンアップの問題に取りかかる。その際、問題はレッスンアップの問題をそのままでもよいが、必ずワークシートに書くか、ワープロ等で作成するかにさせ、レッスンアップの問題をキャプチャーで取り込んでしまうことのないよう、指示した。そうすることによって、問題の本質は何かを考えることができ、思考力が高まると考えたのである。したがって、問題文をそのまま写している生徒には、「もっと簡単に直してもいいよ。」と助言し、問題の本質に迫れるようにした。
また、計算問題を作成した生徒には、その生徒自身の思考力を高めることがねらいなので、応用問題をつくってみるよう助言した。
生徒たちは、次の3つのパターンの問題を参考にして、自分なりにアレンジした問題を作成し、解説も視覚を利用するなど分かりやすいものを作成していた。
1)道のりと時間・速さの関係
2)代金の関係
3)食塩水の濃度関係
生徒の反応
本校の生徒たちは比較的コンピュータを使うことに慣れているので、コンピュータを使うだけで意欲が数段向上するということはないが、それでも、普段の授業に比べると目の輝きは違うようである。
はじめのうちは、様々な問題に取り組み解答を導こうとしている生徒がほとんどであったが、応用問題に取りかかると、解説を活用する生徒が多く見られるようになってきた。そして、問題作成をはじめると、前の3つのパターンを参考にする生徒が多かった。どうしてその問題を作るのか?と問い掛けてみると、「自分が分からなくて、解説を見たら納得できたので、みんなにもこの問題を出したいと思った。」や「この説明が分かりやすいのでこれにした。」という反応であった。
レッスンアップに出てくる問題を自分の身近に置き換える程度の問題しかつくれなかったが、特に大切なのは、問題の答えを分かりやすく解説できたということである。そうすることによって、生徒たちは、日常生活の具体的場面を方程式を用いて考える力が身に付いてくるのではないかと考える。
単にドリルに終わらないところに本ソフトの価値を感じた。
英語、数学、国語、理科、社会
1年・2年・3年
地理・歴史・公民 |
全学年セット
全分野セット |
|
11台 | 各50,400円 | 各100,800円 |
21台 | 各71,400円 | 各142,800円 |
42台 | 各92,400円 | 各184,800円 |
理科
1分野・2分野 | 両分野セット | |
11台 | 各75,600円 | 各100,800円 |
21台 | 各107.100円 | 各142,800円 |
42台 | 各138,600円 | 各184,800円 |