小学生の家庭学習を定着させる、子どもを勉強好きにする秘訣とは?

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小学生の家庭学習を定着させるには

(1)生活設計をたてる

小学生低学年のころから、起床・就寝・学習・遊び・テレビなどの一日の計画表を親子の話し合いでつくり、生活をリズム化するようにします。そして、その計画を「自分との約束」として必ず守るようにさせることが大切です。中・高学年であっても、一日の生活リズムが整い、きちんとした生活習慣ができていないと、効果的な家庭学習ができないことにも注意が必要です。

(2)学習の習慣をつける

家庭学習は、計画表に基づいて、決まった時刻に、一定の時間、一定の場所でするのが、最も望ましいことです。低学年のうちに一日の生活の一環としての学習の時間を短時間でもとり、学習する習慣をつけることは、今後の家庭学習を定着させるために、最も大切なことです。家庭学習の習慣がついていない子は、次第に学校の授業についていけなくなります。そうならないためには、毎日机に向かって勉強する習慣をつけさせることが必要です。

1日の勉強時間は、最低でも「学年×10分」ですが、この時間では復習だけで精一杯でしょう。予習もやるとなると、理想は「学年×20分」です。ただし、家庭学習の習慣がついていない場合、初めから長時間勉強するのは無理があります。まずは、短い時間でいいから机に向かうことを日課にし、少しずつ時間を伸ばしていきましょう。中学年以上になると、学習の習慣化には最低でも3ヶ月はかかりますから、親子共々かなりの努力と根気が必要となります。最初のうちは、上手にほめたりおだてたりしながら、子どもをその気にさせなければ、なかなか勉強はしません。でも、毎日の学習の積み重ねによって、わかる楽しさを知れば、だんだん勉強する意欲がわいてきて、親が言わなくても自分の意思で勉強をするようになってくるものです。

(3)何を学習するかを明確にする

子どもに「勉強しなさい」といくらいっても、何を勉強したらよいかわからなければ、家庭学習はできません。宿題がなければ勉強しないという、受け身で、しかも、むらのある学習しかできなくなってしまいます。
家庭学習を意欲的にさせるためには、こどもに「いつ、何を、どのように」するのかを明確にしてやる必要があります。それには、学校の授業にぴったり合った家庭学習教材を使うのも、効果的なやり方です。

(4)低学年では親子共学に努力する。

低学年のころは、学習とは楽しいものだというイメージづくりが大切です。親が、子どもの学習内容にかならず目を通し、正しければほめてやり、誤りがあれば共に考えたり、励ましたりすれば、子どもは、学習を親とのスキンシップの媒体として受けとめ、学習は楽しいものというイメージをもつと考えられます。
この時期の親のかかわり方が、子どもを勉強好きにするキーポイントです。

(5)中学年では、自学自習への手助けをする

中学年になると学習内容が量的にも多くなり、むずかしく感じる子どもも多くなります。いわゆる「9歳のつまずき」がやってくるのです。
この時期には、生活設計を自分でたて、それを実行しようとする強い意志を育て、学習の習慣づくりを確立させるための親の努力が一層必要となります。学習したあとを見直して、自己評価させることも大切です。
子どものつまづきや誤りには、参考になる資料を示したり、共に考えたりして、自分の力で解決していけるように援助し、少しずつ自学自習の方向に移行させていく必要があります。この時点ですぐ塾通いや家庭教師にまかせにしますと、せっかくの子どもの自主性や「やる気」を失わせてしまうおそれがあり、自立する芽をつみとることになるので、十分注意しなければなりません。

(6)高学年では、計画学習への手助けをする

高学年になると、学習内容が量的にますます多くなり、質的にもむづかしさをましてきます。この時期には、自分で家庭学習の時間割表を作るぐらいの計画性が大切で、これが中学校生活につながるのです。勉強の大きな目的は、未来社会に強く生きていくための真の学力を育てることです。知識ばかり豊富でも役に立ちません。新しいことやむずかしい問題にぶつかったとき、自分から創意工夫し、継続して努力し、それによって問題を解決していく力、つまり、自主的に学び、困難に打ち勝つ力を身につけていくことが、何よりも重要です。
親としては、ほめる、励ますことも大切ですが、何よりも、認めるという態度が、子どもの自主性、計画性をさらに強いものにすると考えられます。

家庭学習は「紙と鉛筆」が効果的!

紙ベースの教材かデジタル教材か? それぞれの特長は?

パソコンやタブレットを使用したデジタル教材で学ぶ機会が増えつつあります。デジタル教材では、図形を動かしたり重ねたり、資料や情報をすぐ取り出したりと、効率よく学べる良さがあります。また、音声機能や動画等で学びの意欲づけにもなることでしょう。しかしこれらは紙ベースの学びが根底にあってこそのことなのです。紙ベースでの学びの大切さを見直してみましょう。

書くことの脳への影響

書くことは脳をフル回転させます。「書く」ことで左脳が働き、「考える」ことで右脳が働きます。そして「手を動かすこと」で運動野が使われ、まさに脳がフル回転するのです。ですから、書いているときは脳が集中しています。さらに、間違いにも気づきやすくなります。紙に書くことで、脳がぐんぐん活性化されていくのではないでしょうか。

書くことで主体的に学ぶ力が培われ、学びが定着する

書くことは、学びを確かなものとします。考えを整理したり、関連したことを付け加えたり、自分の考えをつけ足したりすることで、主体的に学ぶ力が培われ、学びが定着するのです。また、紙に書きながら、いろいろな情景が浮かんできたり、想像が広がったりすることはありませんか?書くことは、考えを深めているのですね。学んだことがどんどん豊かに、確かなものになっていくのが紙ベースの学びの良さなのです。

思考力・判断力・表現力が高まる

主体的に学びに向かい、「思考力・判断力・表現力」を高めるために、紙ベースの学びは決しておろそかにできません。億劫がらずに書く習慣をつけていきたいものです。紙とデジタルを上手に使っていきましょう。